チーズ製造所 TAK
-日常の中のチーズをめざして-
チーズ製造所 TAK【タック】は福岡県糸島市にある小さなチーズ製造所です。
2015年4月より製造を開始。セミハードタイプの熟成チーズを中心に日常の食卓に馴染むナチュラルチーズを目指して日々製造に取り組んでいます。
ストーリー
それは、酪農との出会いがきっかけでした。
様々な事を経て、酪農家を目指してみようと思った私は、酪農ヘルパー全国協会から、酪農実習の受け入れ先を紹介していただきました。北海道にあるその牧場との出会いがチーズ作りの道に入るきっかけとなりました。
そこから、デンマークでの製造やチーズ学校での講習、北海道で地域のチーズブランドの開発に携わった後、福岡の糸島に移住しTAKを立ち上げました。
酪農のあるところ、チーズ作りがあっていい。
人の営みの近くでチーズを作り、それを手渡していきたい。
酪農地帯の北海道を離れ、チーズ工房がなかった糸島に巡り着いたのは、そんな思いからでした。
チーズ職人プロフィール
2001-2003
北海道 大樹町
半田ファーム勤務。牛の飼養管理、搾乳などに従事。チーズ製造にここで出会う。草の名前を冠した、オチャード、チモシー、ルーサンの製造に従事。生乳の生産現場から販売までを一貫して体験できたことが、今のチーズ作りに大きな影響を与えています。
2003-2005
デンマーク
デンマークに渡航後、半年間は語学の習得を目指す。その後、2ヶ所のチーズ工場(Naturmaelk/Jernved mejeri)でチーズ製造に従事。主にDANBO、MARIBOを製造。DALUM(現KOLD college)にて、チーズ製造講習修了。現在のチーズ作りの技術的な部分は、デンマークで学んだ事に由来しています。
2005-2013
北海道 鶴居村
鶴居村の臨時職員、嘱託職員として、加工体験施設でチーズの試作・体験指導などを行った後、鶴居村振興公社 酪楽館の職員として鶴居チーズの開発とその後のチーズ製造に従事。2007年第6回 ALL JAPANナチュラルチーズコンテストにて農林水産大臣賞を受賞。
2015-
福岡県 糸島市
TAK開業。日常の中で食べていただけるチーズを目指して、製造販売に取り組んでいます。